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パーソナルトレーナー大長武史が運営する大長道場のブログです


by daichodojo

僕が野口整体を学んでいる理由

しんそう士である僕が、わざわざ野口整体を学んでいる理由をお話しします。

しんそう療方を学ぶ以前も、日本一、否、世界一のパーソナルトレーナーS先生に師事し、身体の神秘、奥深さ、面白さを学ばせて頂きました。

それから、セミナーや講習会に於いてですが、故伊藤先生の胴体学、 故松本先生の動作改善方法、栢野先生の釣り合い歩行、廣戸道場理論、等々学ばせて頂きました。


しんそう療方もセミナーが出逢いだったのですが、それはつまらなく、ともすれば「そんなの解ってるよ!」と思いたくなる様な内容でした。しかし冷静に客観的に判断した時、しんそう療方は上記のどの理論とも違い、深く学ばずにはいられませんでした。

それは大正解だったのですが、そんな心酔しているしんそう療方を学びながら、何故わざわざ野口整体を学ぼうとしたのか?


もう一つ学んでいる自由人(ミュート)ネットワーク。

最初、快氣法から学んだのですが、快氣法は河野先生曰く「野口整体と操体法が結婚して産まれた様なもの」で、野口整体の理論が生かされていたのです。

河野先生のお話しの中で、愉氣の事、腰椎の事、さらには脊椎全体の細かい事。体癖の事、潜在意識の事、冷え、乾き、季節、出産、成長、老化、死、そして活元運動・・・・・・。


それはそれは膨大な学問でした。

腰痛にはこう、肩凝りにはこう、マッサージ等々、世間一般の整体の内容は皆無でした。

対症療法では無い、生活術でした。



整体という言葉は野口整体から始まりました(諸説ある様ですが)。つまり整体の本家です。しかし整体という言葉が一人歩きし、世間の整体とは丸っきり違うものです。

歪みを定義し提唱したのはしんそう療方が最初です。つまり歪み治しの本家です。しかし歪みという言葉が一人歩きし、世間の帳尻合わせの歪み治しとは丸っきり違うものです。

どちらも本家と巡り逢った幸運。これは物凄い事です。





話しを戻します。

快氣法の講座で特に興味津々になったのは体癖でした。実際クライアントとトラブルになった事があり、体癖の重要性を実感したのでした。

体癖も学びたい。そう思い体癖セミナーに参加。体癖研究会にも参加しました。

現在でもまだまだ解りません(ToT)。


そこで体癖を知るには、そのベースは野口整体な訳です。

体癖は野口整体の核になる物です。

であるなら、野口整体も学ばなければならないと思う様になりました。



野口整体を学ぶにあたり、しんそう療方の大庭先生にお電話しました。

もし許可されなければ諦めるつもりでした。

しかし、しんそう方の会は寛大でした。
「林会長も勉強はどんどんしなさいと仰ってます。どうぞ勉強なさい。」と快諾して下さいました。

しんそう方の会、林会長、大庭先生には本当に感謝しています。





野口整体は故野口晴哉先生がまとめあげた、日本最古の療術と言われています。

西洋医学とも東洋医学とも違う、まさに「日本医学」とでも言うべき内容でした。



最初は対症療法と誤解していました。
捻れにはこう。乾きにはこう。冷えにはこう。

様々な操法を学んで行きましたが、根本療法であるしんそう療方を学んでいるので、それらは覚えたくありませんでした。

しかし、講義中に心の叫びが聞こえたのです。


「逃げるな!逃げるな!」



様々な操法から目を背けるな!

そんな声がずーっと聞こえて来るのです。



最初は氣の事とかは、半信半疑なんて物ではありませんでした。

1信9疑。少しは氣の世界もあるだろうと思ってはいましたが、そんなの効果無いだろうとか、俺には無理だよ、とか考えてました。



野口整体を学びながら、トレーニング中に調子が悪い方に愉氣や操法を試して行ったのです。

そうしたら、ホントに変化があるじゃないですか!!



お客様を通じ、西洋医学でも東洋医学でも説明のつかない世界がある事を学んで行きました。


S先生から習った身体条件を変え効かせるトレーニング始め、様々な先生方からの理論、技術
しんそう療方という他に無い根本療法
野口整体という日本医学


大長道場が行う内容は世界でたった一つ。唯一無二の内容になりました。

これからも様々な事を学び、突き進んで行きたいと思います。



ありがとうございます。
by daichodojo | 2012-12-14 22:54