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パーソナルトレーナー大長武史が運営する大長道場のブログです


by daichodojo

リストウェイト

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身体条件を変える方法シリーズ。

今回はリストウェイト(女性0.5kg以下、男性0.5kg以上が目安)。



トレーニングが効きやすくなる事の他に、ウエストを細くする効果が期待できます。


床に座った状態から捻るストレッチを行った時、正しい身体条件ですと、腰椎3番辺りで捻れます。

プードルを作る長細い風船の様に、捻るとそこだけ細くなります。


内臓が捻れる感覚でしょうか。


中心が無く、正しく腰椎3番辺りのウエストで捻れないと、捻った時に片方の肩が上がりお尻や背中等、変な所?がストレッチされます。


ではリストウェイトを着けると何故ウエストで捻れるのでしょうか?


肩甲上腕関節(以後肩関節)と股関節は、対角線で繋がっており、その対角線は腰椎3番(ウエスト)でクロスし密接に関係します。

対角線を結んだ対角線がウエストを通れば良いのですが、それが上過ぎ(例えば腰椎1番)たり下過ぎ(例えば腰椎4番)ると、正しくウエストで捻れている事になりません。

ウエストもクビレません。

クビレるには、勿論減量が前提ですが、ウエストで捻れる事も大変重要な事です。





対角線とは肩関節と股関節の位置で決まります。

股関節は動きが少ない寛骨に着いてます。
肩関節は動きの大きい肩甲骨に着いてます。

そう考えると股関節に働き掛けるより、肩関節に働き掛ける方が、理に叶ってます。


人間には押されたり負荷を掛けられると反作用を働かせます。

リストウェイトを着ける事により、反作用が働き、

自然と肩が上がり自然なポジションになります。




勿論、骨格により全く必要無い方や、リストウェイトを着けたが為に、悪くなる方もいます。


その見極めは大長道場でしっかり行います!



感覚に自信のある方は、リストウェイトを着けて、床での捻るストレッチを行ってみて下さい。
リストウェイトを着けた方が、よりウエストで捻れる感覚があれば、それはあなたに合っています。

必要なのです。



その方は、全てのトレーニングで着けて行ってみて下さい。


まず効き方の違いを実感すると思います。つまりキツくなります。

面白いのは、例えば左右合計2kgのリストウェイトを着けた時と、
左右合計2kgアップのトレーニング重量では
身体に与える意味違い、効き方やキツさがまるで違います。


有酸素では、例えバイクでもキツくなり、消費カロリーが上がると思います。



もし変わらないなら必要ありません。逆に効かなくなったならば、判断ミスなので、速やかに外しましょう(笑)。



パーソナルトレーニングとしんそう療方の大長道場。
by daichodojo | 2011-11-13 01:44