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パーソナルトレーナー大長武史が運営する大長道場のブログです


by daichodojo

ハト首その1

アイアンマン誌に書いた「ハト首」について解説したいと思う。


昔、S先生からこう教わった。

「首の菱形と腰の菱形に力が集まると運動中枢(中枢神経)が繋がり効く身体になるんだ。
特に首の菱形に力か集まると自然に腰の菱形にも力が集まる。

僧帽筋が力むと首の菱形が抜ける。つまり腰の菱形も力が集まらない。
だから肩凝りと腰痛は関連するんだ。お年寄りの身体がそれだ。」


因みに首の菱形が「菱形腱鏡けんきょう」腰の菱形が「胸腰筋膜」。


どちらが優先かというと菱形腱鏡という事になる。


トレーニングの事前に四つん這いになり、僧帽筋の無断な緊張を抜く為に肩甲骨を寄せ、菱形腱鏡に力が集まる様にパートナーに負荷を掛けてもらう。

首を起こす時は、もう一つのポイント大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋に刺激が入る様に顎を前に出す様にする。

パートナーはそれを理解し力の方向を間違えてはいけない。


10回位行えば充分だ。

因みに肩甲骨を寄せないで行ったり
寄せてもただ頭の上下だったり

やり方を無視すれば運動中枢は繋がらず意味が無い。


正しく行えば腰の菱形にも力が集まるし、しんそう的な判断でも、検査が揃う!

それを知ったのがほんの数年前。


かなりの衝撃だった!



続きはまた。
by daichodojo | 2013-08-07 19:03